The way to establish the space development research center

NACHOS HOME ROOM

いよいよ生徒が入ってきた

投稿日:

ナマステ。教わるよりも教えたい。こんにちは。僕は学びが好きです。知らないことを知る事に興奮します。
さて10月初めから開校したスクールについに生徒が入ってきた。しかも4人も。一人、二人、一人の計3枠で教えている。
一人は前からの生徒、K君。もう二人はA君とN君。もう一人はS君。

K君が最年少であとの三人は20代前半。S君は偶然にも僕がドラムを始めた年に産まれた。大体一回り下位。
彼らはいずれも初心者だ。スティックの持ち方から教える。
この日の為に設置した大きな鏡が役に立つ時が来た。結構嬉しい。
教えるときは基本英語。皆日本語が分からない。当り前だ。ここはインド。彼らは英語を話せる。だから教える事が出来る。たまにヒンディーも出てくる。地元のオリア語は分からないから、勉強しなくてはなと思っている。ケミティアチャンティーなら分かる。【元気ですか?】

生徒のレッスン日は大体日曜日に集中している。彼らの都合のいい日が日曜日だから。みな、色々な所から情報を見てきてくれた。一人は先生の教え子が経営しているインターネットカフェのハラグラのポスターを見て、電話をくれた。
ハラグラのマスターも滅茶苦茶いい人だから、先生の歴史を感じる。ありがとうございます。
もう一人は以前ガネーシャ祭りの時に僕の演奏を見てくれたそうで、そこから連絡をくれて習いに来てくれた。実際に演奏を見てくれて決めてくれるなんて嬉しい。これもサンタナのファクナさんから頂けた機会だ。ありがとうございます。
もう一人はK君。彼は今年の4月からずっと教えていて、3週間くらい毎日教えていた子だ。呑み込みが早くて、練習に対して真剣。
彼もファクナさんの結婚式の時に僕の演奏を見て話しかけてきてくれた。ファクナさん、ありがとうございます。
どれもこれも全部ご縁。きっちりしっかりやっていく。なんでもそうだけど、何かはじめに教えるというのは責任が重大だ。何にも知らないまっさらな状態でなんでも吸収してくれるから、間違ったことは教えられない。僕が全て正しいとは思わないし、僕に出来るのはドラムの上達方法、練習方法、生徒が知らないことを教える事、これから経験していくときに役立つ情報、どれも全部ドラムについてだから日常的に役立つことは少ないかもしれない。だけど、ドラムに置いて必要な事、知識、はお惜しみなく伝えていこうと思っている。
彼らには初めはスティックワークを教えた。握り方、体の動かし方、姿勢、音、スティックモーション(動かし方と重複するが)、視線、意識するところ、音のバランス、ステージでの事、僕のすべてを教えていくつもりだ。
今は、練習方法も簡単で、テンポ70から始めている。四分、八分、三連符、十六分。右手からスタート、そして左からスタートも。そして右足も四分で刻みながら口でもカウントをとる。
そのパッド練習を30分してあとは実践のドラムに移る。ドラムは本当に基礎のビートの練習。テンポ70で8ビート。これも皆驚くほど出来る。やはりリズム感をとらえるのが早い。あとはメトロノームに合わせるのが少し難しいみたいだった。でもこれは皆同じ。練習していけば次第に手と足、頭が慣れてきて出来るようになってくる。初めは楽しいと思いながらすることが大事。
昨日も皆に、何の曲をやりたいかを聞いて見た。S君はインド音楽と西洋音楽、A君達はレイラメイレイラ(ボリウッドソング)、K君は相変わらず安室奈美恵さんのラブストーリーと、タイタニックのセリーヌディオンの曲だった。選曲がバラードなのは相変わらずだが、とても壮大な曲を選んでいたのでより細かいところのニュアンスの出し方も教える必要がある。皆、真剣に集中しているからとても呑み込みが早いと思う。間違っていてもやめないし、ずっと続ける。そのうちメトロノームと合ってくるだろうという気持ちが伝わってくる。
これでいいのだと思った。僕もなるべくすぐに止めないで、彼らがどういう風にしたら会ってくるかを頭前回に考えながらヒントを出していく事にした。彼らは叩きたいのだ。叩けるようになりたいのだ。その手伝いを僕はする。僕は彼らに練習の仕方を教えているが、同時に教え方を教わっている。
レッスンの後は疲れると同時にとてもやりがいを感じている毎日。日々精進感謝して、彼らと成長していきたいと思う。

Copyright© NACHOS HOME ROOM , 2024 All Rights Reserved.