みなさんこんばんは
ナマステ
僕はいまジョージア トビリシという町にお邪魔させてもらっています。
この町は歴史的な建造物も多く、またワインの歴史も深い国です
人々も保守的な部分ももちろんありますが、挨拶をすれば笑顔で返事をしてくれますし
優しい方がとても多いと感じています
犬も猫もたくさんいて、彼らにも癒されながら毎日を過ごしています。
八月に入ってからスタジオに平日毎日入るようになり
そこでは今まで自分が苦手としてきた部分の克服や、新たな技術取得するための時間に使っています。
そんななかご縁を頂き、ドラムレッスンをする機会を頂きました。
インドぶりなので、約一年半ぶりのレッスンでしたが、試行錯誤しながら日々少しでも技術や演奏をできるよう
生徒さんと一緒にレッスンを進めています。
インドやでは日本人の方にレッスンすることはありました
しかし、ほとんどの生徒さんがインド人の方だったのでノリの違いや、言語の違い、文化の違いとその都度直面しながら
一山ふた山超えながらレッスンしていた日々でした。
今、トビリシでご縁を頂きレッスンしている方は日本の方です。
とても真剣に取り組んでいらっしゃるので、僕も身が入ります
僕の技術、練習法、経験してきたこと、を全てお伝えして
素晴らしいドラマーライフを送っていただくべく、一緒に頑張っています。
生徒さんはすごくまじめです。
それだけ、真剣に僕の話や、経験したことを聞いてくれます。
僕もすべてお伝えします。
練習は本当に地味の積み重ねです。
しかし、その地味はその先の華やかさを創造するためにはなくてはならない事も
生徒さんは理解してくれています
人生の時間は限られています。
その中でドラムに興味を持ってくれたこと、それは僕も同じです。
すごくうれしいことです。
だから僕はすべて伝えます。
自分から僕に言ってきてくれた人は受け入れます
どんどん教えます。
それが人生を幸せにするためのヒントだと僕自身が思っているからです。
僕の、練習法、思考、経験してきたことを少しでも伝えるだけで、つまづかなくてよかったところをスキップできます。
事前にそういう障害物はないに越したことはありません。
もちろん、すべて経験したほうが本人の為になる。という考えも一理あります。
ただ、
人生の時間を考えると、ドラムに対する様々なヒントは事前に知っておくことで、ずいぶんと時間を短縮できる時があります。
人生に無駄なことはなにもない、という考えは僕も好きな言葉ですし、実際にその通りだったりもします。
ですが、ドラムに関して言えば
僕と出会ってくれて、こんな広い世界の中で同じ町にいること自体が奇跡なのにもかかわらず
ドラムにも興味があるだなんて
これは完全なミラクルです。
僕はそんなミラクルな出会いに感謝して、レッスンに注ぎます。
教えるということは、同時に僕自身も学んでいます。
レッスン時の生徒さんに対する言い方だったり、タイミングだったり、表現力だったり、相手の気持ちの変化だったりを
瞬時に気づき、思考し、反応し、行動を起こしていく必要があります。
常に、自分を疑い、確信的なことはなにもありません。
十人十色、自問自答の繰り返しです。
そこが僕の最大の学びになります。
生徒さんにレッスンをしているようで、実は自分自身も学んでいる。
また引き続き、明日から厳しめの教官を自分の中に取り入れて
【ナチョス、お前本当にその指導でいいのか?】
【おいナチョス、お前本当にその姿勢でいいのか?】
【ナチョス、お前の考えはわかるが、今のそれは本当に必要なのか?】
といった鬼教官たちが脳内に数人いるので、自分自身ヒヤヒヤしながら向き合うしかないのです
しかし、僕は人にドラムの楽しさや、ドラムのすばらしさを伝えるのが心から好きなので
この鬼教官たちとも仲良くやっています。
気は休まりませんが、すべて学びの場だと思っているので
また明日からのレッスンも、本当に生徒さんのためになるような事を伝えて、
自分自身の勉強にも繋がればいいなと思っています。
それでは今日も最後まで読んでいただき有難うございました。