インドには野犬が沢山いる。
勿論ペットそして飼われている犬もいる。
家犬も家の外もどちらにおいても。
そして勿論牛もいる。
ヤギもいる。
猫もいる。
カラスや、トンビもいる。
みんなのびのび暮らしている。
ただしかし、人間と共存となると事故も多い。
犬同士の喧嘩も多い。牛同士の喧嘩もたまに見る
その原因は縄張り争いだったり、餌の取り合いだったり、何か気に食わないことが合ったりと様々。人間も同じだ。
ただしかし、人間社会と共存となると事故も多い。
車やバイク、自転車との接触事故。
他の犬からダメージを負わされて衰弱していくものもいる。
この世界で生きていくことはままならない。いつだって張りつめてないといけない。
自然界もそう。人間界もそう。ボケボケしてるととんでもない目にあったり、他から受ける事故、事件だってある。
いつだって気を張っていないといけないのだ。
平和は自分の中でつくり派生させていくもので、他に求めるものではない。
自分さえ良ければって事ではないが、自分が幸せなら他にも分け与えることができる。
まずは、自分の中の平和、平安を見つけるのだ。
犬の話に戻る。
最近毎日、近所の犬にクッキーを与えに行っている。
与えに行っているという時点でだいぶ上からの視点だが気持を正直に書くとそういう所だ。
別に僕がえさを与えなくても近所の住民は彼らに餌を与えている。
だから大丈夫なのだ。
でも餌を与えている。
与えている。
上から目線。
でもそれでもいい。
喜んでくれる姿が見たいのだ。
尻尾を振りながら駆け寄って来てくれる姿がたまらなくいとおしいのだ。
私の日本の実家でも犬を飼っている。
そして、さっきからそうだが、僕は犬の事を犬と呼ぶ
勿論名前もついている。けど、こういう時にわざわざ名前で呼んだりしない。
それは何故か、犬は皆犬だからだ。
実家で飼っている犬だけが、名前を付けてはいるが、一応犬だ
だから犬と呼ぶ。
でも野生で育っている犬も犬だ。同じ犬。
ただこれだけは追記しておくが、犬だからと言って犬と見下しているつもりもない。
むしろ犬として認めているし、同じ生物として立派に生きていることに対して尊敬もしている。
これは全部に言える。
人間は勝手に道路を作り出した。車も作り出した。バイクも作り出した。
それはいい。便利な世の中にしたい為、頭をつかって作り出したのだ。
しかし、それを操る人間はどうだ。
自分自身の喜怒哀楽もコントロールできずに、者に当たったり車に乗った瞬間強いつもりになって危険な運転に転じているものは少なからずいる。周りの事も見向きもしないで。
インドでもそうだ。時折危険な運転者がいる
大体のインド人は心穏やかでシャンティー(平安)の心境を望む。だがしかし最近の人間は少し変わってきている。
少しずつお金に余裕がわいてくると、物欲が高まる。
人とは違うものを身に付ける。
差を付ける。
衣服だってそう。車だってそう。
それだけならなんら問題ない。
個人の範囲で楽しんでいる事だからだ。しかし、良い車に乗り、良いバイクに乗り危険な運転をするものはどうだ。
周りの事も省みない、自分の事ばかり考えて行動しその結果犬を殺す。人も殺す。地球だって平気で殺す。
こんな世の中になって来ている。
他にしたことは必ず自分に違う形であれ還ってくる。
これを知ってか知らずか平気で省みず勝手気ままにやっている人間がいる。
愛はどこへ行った。
愛を欲しい人間はまず自分の中の愛を見つけないといけない。
そして愛で満たして初めて他へ上げることができる。
大事なものは何なのか。
見栄か、お金か、愛か、信頼か、それとも自分か、人か。
僕がかわいがっていた犬が昨日死んだ。
彼女は近所の他の犬にお腹を深くかまれて致命傷を負ったが、近所の人の治療と毎日ウコンをふりかけていたせいか、かなり元気になっていたと思っていた。
何が致命傷になったのかはわからない。
昨日いつもの場所へ行くと近所のおばちゃんや子供たちが教えてくれた。
そこにはぐったりした犬がいた。
まだ小さい、が6人兄弟で元気に育っていたのだ。
死んでしまった犬。
インドではどうするのが一番良いか分からなかったが近所のおばちゃんと話してビニール袋に入れて少し離れた海辺までもっていき、砂に埋めた。
初めてのドライブがこんな形になってしまった。
黒い君は僕らに癒しをくれた。
僕は忘れないし、またそっちであったら一緒に遊ぼう。
インドの犬の場合、そのような状況でいつ死んでもおかしくない状況で生きている
また日本とも違う。
なんなら大きくなった犬たちは結構な割合でうっとおしがられている。
でも虐待や、薬で殺すこともない
餌だって飼ってないがあげたりしている。
生と死がすぐそこにある
そんな感覚を与えてくれるインド。
あなたもインドで犬を見たら、狂犬病だから危ない!!って思うだけでなくて
犬の生活について想像してみると、犬への見方が変わってくることだろう。
犬は愛しかくれないのです。
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