そう言えば今から5年前くらいにラーメン屋さんで起こったことを書こうと思う
当時、ラーメン屋さんで働いていた
労働ワーキンハイになっていた僕らは閉店作業中に性の話になったのだ
でも店は空いていた時のこと。
もうお客さんも来ないだろうと思ってAくんと必死に夢中になって寸胴を洗っていた
お互いの性概念をそれはまるで研究家の様な視点で述べ合っていた
寸胴は大きいので中腰で下を向かないと洗えないくらい大きいものであった
その研究熱に比例し掃除と話に夢中になっていった。
熱が入りすぎた
それが一番の間違いだった
僕らは掃除がひと段落し、そろそろ暖簾を外してくるかと
顔おあげたそこには
カウンター越しに一人のお客さんが入口に立っていた
僕たちはすかさずこういった
いらしゃっせーぃ
沈黙が2秒続き
その後何があったかは僕たちしか知らない
僕らの機転の利かせ方は半端じゃなかったと褒めてあげたい
こうして僕は身にしみてわかったんだ
ラーメン屋で夢中になり過ぎてはいけない
この手の話はしちゃいけないんだって
茹で過ぎても
固すぎても
美味しくない
今日も良い一日になりますように。
ナマステナマステフィルミレンゲ