インドに行く前にいったNY

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ナマステ。今日も読んで頂きありがとうございます。今日はインドに行くまでの生活とNYでの生活の事を。まずNYに行った目的は前回も述べましたが、ドラムで試してみたかったことです。自分がどこまで通用するのか、自分が思っている自分のドラムは世界では通用するのか。それを試してみたかった。そのために、行きました。滞在期間はビザ上では3か月可能だったけど一か月にした。家賃は7万円くらい。調子乗ってがいしょくもしてた、今思うと。でもメインはドラムだったから、楽器屋にもいったけどとんでもなく高かった。でも小口径のスネアとスタンドを買った。これで試せる。今思えば、日本から楽器を持っていたほうがはるかに安かったのに、その当時はそんな考えなど思いもしなかった。世界を知らなかった。滞在したのはハーレム地区の125当たりのアパートを借りた。これは日本で調べて空港からタクシーで向かって鍵などをもらってそこに住んだ。フロアには三部屋あってそれぞれ日本人が住んでいた。あいさつ程度はしたが、特に仲良くもならなかった。NYについて初めの二週間は語学学校にいってみるというのは決めていたから、日本から連絡して到着した翌日くらいから行き始めた。全てがテレビの世界だった。今までテレビで見てきた世界が今この目の前にある。まるで夢の世界。けどやる事があるから来た。まずはドラムを持って公園で練習してみることにした。実際、何を叩くかなんて全く考えてなかったからとても悩んだ。その結果IPODを聞きながら違う曲に合わせてドラムを入れていくことに落ち着いた。しかし、公園と言えども皆が癒されに来ているところでおもいっきりドラムは叩けない。そこで、ちかくのホームセンターにいきバケツを様々な種類を買ってきた。そのそこのところをガムテープで補強して、さかさまにして太鼓状態にして床に置き、自分もバケツに座りながらたたくというスタイルにした。そしてそのままタイムズスクエアにいった。凄い人込みだ。みんな、路上でスーパーヒーローの格好や、自由の女神などの格好そしてパフォーマンスをしている。一緒に写真を撮って、チップをもらうという稼ぎ方。皆頑張っていた。僕もいい場所を見つけてすわってセッティングをした。周りにびくびくしながら、いつ注意されるか分からない状況で進めた。とにかくやりたかった。叩いた。目の前にドラムケースを置いて叩いて叩いた。沢山の人たちが写真をとったりチップを入れてくれたりした。緊張もしていた。フードをかぶりながらIPODから流れる音楽に乗せて趣くままに叩いた。演奏というより叩いたという方が近いと思う。子供も話しかけてきたりして。上を向くキラキラのネオンが僕を照らしていた。厳密には僕ではないが、気持ちは僕を照らしているかのようだった。主人公に感じた。まちがいなく浸っていた。最高、ぼく。今思えばダサいが僕はこころから嬉しかった。ビビりながらも出来た事。自分をすこし見直した。野郎と思えばできるじゃないか。出来た。結果、1時間ほど叩いて、40ドルほどチップを頂いた。滅茶苦茶嬉しかった。これが僕の実力か。時給40ドル。次の日も同じ場所に座りたたいた。しかし、開始二分で警察に止められて追い返された。仕方がない。僕が下手だったのだろう。警察さえも載せることができていたら少しはちがったかもしれない。そしたら、路上でスーパーヒーローの格好をしたパフォーマーが、僕がおいていたチップ入れてもらうドラムケースの、自分のウェストポーチから取り出して1ドルをそっと入れてくれたのだ。残念だったな、けどがんばれよって。僕はかれの心意気が忘れられない。同業者だからこそ助け合うという精神。彼もそんなに稼いでいると思えない。しかし、アメリカ人でもない僕にそっと自分の稼ぎのチップを入れてくれるなんて。こういう出会いもNYで経験した。それ以来パフォーマンスで頑張っている人を見ると、僕に出来ることをするようにしている。心から嬉しくて感動したから。つづく

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